2004年 11月 18日

Philippe Genty compagnie

「フィリップジャンティーカンパニー」

という、フランス・パリを本拠地に活動するパフォーマンス集団があります。
「フィリップジャンティー」は主宰者・演出家の名前です。
その何度目かの来日公演「バニッシング・ポイント」に、先日行って来ました。

ヒトコトで感想を言うとなれば
「まったくをもって摩訶不思議な舞台を見た」
という感じでしょうか。

あらすじを説明してよ、と頼まれたとしても・・・説明できないです。
イウナレバ、

「繋がっているような、繋がっていないような、よく分からないけれども、
たぶん一つのストーリーを持った一夜の夢」

・・・えぇと。

夢を見ていて、ふと目が醒めて
「今の続きが見たいな」と思ってまた寝たら
どうもさっきの続きとはちょっと違うみたいだけど、
同じ人が出ていて、いつのまにか物語が進行している

なんてこと、ありませんか?
この舞台は、そういう舞台でした。
基本的にはダンス・パントマイム・ジャグリング・ブラックライトアート・人形操り
の組み合わせ。

舞台上に登場するのは、全てフィリップジャンティーの世界観で作られた
シンプルな椅子や素材にこだわった装置やオブジェ、
首だけの人形や超巨大な赤ちゃんのような風船人形など。
衣装も地味なグレーベージュのロングトレンチコートに帽子で統一。
ひとりだけ、真っ赤なミニスカートのスーツを着た人がいたな。
(強烈な色が1色だけで、あとは全てモノクロの夢って、確かに見たことあるかも)
舞台上にあるどれを取っても、演出家のこだわりが見えて、
それがとても嬉しかった。
演出ってそれが当たり前なんだろうけど、
日本の演劇は、舞台上にある物や、役者が着る衣装が
演技を壊している場合があるような気がしてなりません。
んー、日本の場合は演出家よりも役者が前面に出るからなのかな・・・?

1作品だけではフィリップジャンティーカンパニーは語れないと思われます。
そして見てない人に伝えるには骨が折れる舞台です。
機会があればあの摩訶不思議さを体験してみてもいいかも。
たぶん、好き嫌いがはっきり分かれるでしょう。
または私のように
「うーん、なんかよくわかんないけど・・・もう1作品見てみようかな」
となるか。
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by pocket-xiao | 2004-11-18 02:14 | 今日ノ出来事


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