2009年 03月 29日

トップニュースの価値観

今週のとある1日のことについて振り返ってみようかと。

その日はWBCで日本がアメリカに勝った日で、
成田空港で開業以来初めて事故死者が出た日でした。

  さて、これはどちらをトップニュースに持って来るべきなのだろうか・・・?

そんなことをふと思って、夜のいくつかのニュースショーを見てみたところ、
全てのニュースショーがWBCがトップニュースでした。
ずいぶん長い尺で日本の勝利を振り返って、
視聴者側が「あー良かった良かった!明日は決勝戦だ。また韓国かよ・・・」と満足した頃になって、
ようやく次のニュースとして、成田空港の事故のニュースが報じられた。
事実、とても影が薄いニュースとなってしまった。

個人的には、成田がトップニュースでWBCが2番目だと思ってました。
飛行機が着陸に失敗、大破炎上
パイロット2人が死亡
成田空港開業以来初めての死者
滑走路が丸1日閉鎖
運営会社の会見内容が曖昧
これは航空事故としては大きいはずだし、本来ならば、間違いなくトップニュースのはずなのに。
なんだろう、全局(もちろんNHK含む)揃って、WBC→成田の流れ・・・。

そりゃまぁ、野球でアメリカに勝ったことは「詳しく知りたいニュース」ではあったのですが。
国民的関心事であることも間違いなかったはず。
日本時間のデイゲームは、夜のニュースショーのダイジェストがあると、とてもありがたい。

とはいっても、人命が失われた事故<スポーツではたして良かったのだろうか・・・?

今回旅客機じゃなくて貨物機だったとはいえ、
さらに、そこに積まれていた物の価値がどれくらいかも分かってはいないけど、
何社の何人かがこの事故ですごく大きな損失を抱えたはずなのです。
そういうことを考えてしまうと、やはりこのニュースはトップにすえてもよかったんじゃないか?
と、思ってしまうわけです。

でも、全社揃って、ってことは、それが日本の報道の総意だったってことで。
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by pocket-xiao | 2009-03-29 01:39 | 雑言タハゴト


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