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2009年 05月 04日

「やかん」

立川談志の「やかん」という落語には秀逸なフレーズが山ほど出てきます。
この噺は、自称物知りのご隠居さんと、ご隠居にいろんな質問をしにきた男との会話、
という、本当にそれだけの内容で、最終的に”やかん”の語源がオチになっているので
「やかん」というタイトルになっているだけのもの。

雷は。
「雷は電気だって言いますが、ホントですかね?」
「雷は電気じゃないよ。だってランプの時代からあったじゃねぇか。
電気がない時代からあるものを電気だって言えるかい」

鯨はどっち。
「鯨は哺乳類ですよ」
「鯨は誰が見たって魚だよ。だって漁業で扱ってるじゃねぇか。
哺乳類だっていうなら、牛が潮を吹くのかよ」

動物の進化過程。
「動物は自分が決めたプログラミングにあった奴だけが生き残ったんだよ。
毛を長くして暑い所にいった奴は死んじゃった。
毛を長くして寒い所に行った奴だけ生き残ったんだ。それだけのもんだよ。
キリンは自分で「俺は首を長くする!」って決めたから首が長いんだ」

人間、について。
「好奇心を止められるのは恐怖心だけだ。」

明快な違い。
「湖と沼ってのは、どう違うんですか」
「気持ちが良いのが湖。気持ちが悪いのが沼」
(以前docomoのCMで「池と沼の違い」について「河童が居るかどうか」
というのが答えになってましたが、この”湖と沼の違い”の方が納得ですな・・・)

地球は丸い?
「地球は丸い、って言いますがね」
「バカいってんじゃないよ。大坂までまっつぐじゃないかよ」
「丸いから行って帰ってこられるんでしょ?」
「丸くなくたって大坂まで行って帰ってこられるよ」
「地球儀って見たことあります?あれ丸いじゃないですか」
「お前は文房具屋に売ってるものを信用してるのか」

こういうのを聞いていると、常識とか知識学問ってのがどうでもよくなってきます。
もちろん学問で飯を食っている方もいれば、そういう方々の研究のおかげで
快適に暮らしてけるようになっているんだろうから、投げやりなわけではないけど、
まぁ、何だっていいんじゃないか?みたいな。

「人生たいしたことはない、心配することもない」
「人生成り行き」
でよいと思うんです。
なるべく悩まない、心配しない、気にしない。
悩んだって心配したって気にしたって、仕方がないし。
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by pocket-xiao | 2009-05-04 18:03 | 雑言タハゴト


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