2009年 10月 27日

覚悟はできてる

出向が1週間後に迫りまして。

新しい営業さんが入って机が足りないこともあり、
(今の)会社内のデスクを明け渡しました。
一応、軽作業ができる程度のデスクはあるのですが、
すごい窓際に行っちゃいました。
もし普通に「君、今度あの席ね」と引越しを命じられたら、
間違いなく肩を叩かれていると思ったほうがいいような席です。

出向先で使う資料、後輩に引き継ぐ資料、
要らない資料、借りっぱなしの資料、
仕分けに仕分けて、随分身軽になりました。

出向先にも、すでに私の席が用意されてます。
そこにも資料、お茶道具、ちょっとした余計なものも送り、
だいぶ物がそろってきました。
今月になってからは週に1度打ち合わせに通っているので、
新しい職場にも、机にも椅子にも電話の音にも、少し慣れました。

すごく不思議な感じ。
私は嫁に行ったことはありませんが、
嫁入り前の気分て、こんな感じだろうか?なんて思います。

会社同士をつなぐ出向は、なんだか政略結婚みたい。
でも、この出向はありがたいことに、
担当者と私に結構早い段階からビジネスパートナーとしての信頼があって、
同じ方向を向いていることが分かったので、
政治的な思惑よりも、仕事人的な上方志向のほうが強い。

私の、仕事をする上での最大の目標は、
「あなたと一緒に仕事をして良かった、楽しかった」
と言われることです。
なので、一緒に仕事をする相手にも
「あなたと一緒に仕事をして良かった、楽しかった」
または「この人のために良い仕事をしたい」を求めます。
今まで仕事をしてきた中で、そういう人4人に出会いました。
(内ひとりはその後資格はく奪w)
今度新しく上司になる方も、その一人です。

私より6つ上。6つしか(6つも?)違わないのに、
あんなに頭がキレて、理解力と判断力があって、知識があって、
無駄が無くて、かといってクソ真面目じゃない、なんて、
こんな人を隣にして同じ仕事をする怖さと楽しさ。
私も6年後にはこういう人に成れるだろうか。

今は振られる仕事の要求水準の高さを感じながら、
なんとかしてそのハードルを高い位置で飛び越えてやろうと必死です。
すっごい無茶な夢や大きな理想を語ることもあれば、
見逃しそうな小さな数字に固執することもあれば、
私の話を真剣に聞いて、予想外の切り口で質問をしてくることもあり、
どんなボールも受け止めて、上手く投げ返さなきゃいけない。
きっとこれを出向の2年間続けていたら、
だいぶまともなビジネスマンに成れる気がします。

会社に入ってこれまでに3回(今回のも含む)、
こういう「転機」みたいのがありました。
1度目はバイトから社員になって、コンビニ店長になった時。
2度目はコンビニ店長から青森へ行った時。
どちらとも、すごく迷いました。
今回は全く迷いませんでした
むしろ、救われた気がしました。

今のプロジェクトも取り組んでから2年と10カ月経って、
自分のビジネススキルを一番伸ばせた時期なのだけど、
その半分以上は楽しく仕事をできていなくて、正直辛かったのです。
私は下請けの代表という立場ですが、
ある時、一緒に仕事をしている事業主の数人と大喧嘩をして、
その不和が随分と長いこと続いています。
修復を試みた時期もありましたが、
相手に仲直りする気が無いと知った日から、
同じ仕事場に居てもほとんど口をきいていません。
それはとても不健全なことで、でも、直すことができませんでした。
だから、こういった形で外からの力で抜けることができて、
本当に「救われた気持ち」なのです。

一緒に働いてきたスタッフのことは大好きです。
良い仲間がよくぞここまで集まってくれたと、心から思います。
だから、スタッフにはごめんなさい・・・。
どうか私の後任を、よろしく頼みます。

今度取り組む仕事は、今までの仕事よりも、おそらく規模が小さいものです。
でも、間違いなく、中身やプロセスは数倍も濃いものです。
完成形は数十倍良いものを目指します。
「グッズとショップ自体のクオリティでは絶対に負けたくない」
という上司の思いと
「今の現場でできなかった”やるべきこと”を、全部ぶつけたいのです」
という私の思いがあって、プロジェクトが進みはじめてます。
きっと楽しいはずです。

ま、辛いことも多々あるでしょうが・・・。
そんな時は手帳に挟んだ
「人生大したことはない、心配することもない」
という立川談志の千社札を眺めてやりすごすことにします。

出向する2年間で自分がどう変わるか。
と、どちらの会社にも自分の足跡と爪痕をくっきりつけてやる!
そんな気持ちの今日この頃です。
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by pocket-xiao | 2009-10-27 01:04 | 雑言タハゴト


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