2010年 02月 15日

残るコトバ

オリンピックのモーグルの実況を聞いてまして、
日本人らしい良い実況だなぁと思った一言がありました。
「如何(いかん)」という言葉。

最終滑走のアメリカの選手を残した時点での
上村愛子の順位が3位。
そのアメリカの選手の滑走前の実況が
「上村がメダルを取れるかどうかは、
この選手の滑り如何です」

「滑り次第です」「滑りによって決まります」とか
他に選べる言葉はいくつかあったと思うけど、
「如何です」を選んだこの実況、古臭いけど良いなぁと思いました。
心にスッと落ちました。

冬のオリンピックは、いまだに長野が強烈な印象です。
ちょうど大学受験の冬、東京のビジネスホテルで
コイン式のテレビ(古いネ)で毎日ちょっとずつハイライトを見ていました。
お金がもったいなくて、ずっとは見ていられなかった・・・。
NHKのイメージソングが藤井フミヤで、
そのサビに乗せてジャンプ団体のハイライトを見たときは泣けました。
あの実況もシンプルでしたが、名実況でした。
今でもじぃんと胸が熱くなる映像と言葉です。

  ちなみに去年長野に行った時、
  実際オリンピックで使われていた表彰台のあった場所を通りがかりましたが、
  広場は駐車場になり、国旗掲揚のポールは錆びて、
  表彰台が申し訳なさそうに残されているのがさみしくて・・・。
  兵どもが夢の跡、的な。

オリンピック、何を見るか、全く決めてもいないのですが、
せっかくの世界的行事なので、そこそこ見ようと思います。
感動的な結果には、感動的な言葉が付いてくるはずです。

スポーツ実況はないですが、言葉を伝える名手であった玉置宏さんが
先日お亡くなりになりました。
演芸番組の司会での、まさに「名調子」が、
日本人の心には心地よかったものです。
ご冥福をお祈りいたします。
[PR]

by pocket-xiao | 2010-02-15 00:04 | 今日ノ出来事


<< もう若くないってことか      死に体だね、あれは >>