2010年 06月 27日

古き良き

たまにYou Tubeで懐メロサーフィンなんぞをやってみたりする。
懐メロというか、両親がよく聴いていたもので
子供心に「良い歌だな」と思った曲を聴き直している、という感じ。

加藤登紀子の「100万本のバラ」なんて、
子供心に理不尽(もちろん理不尽なんて言葉は知らんけど)だなと思った代表作。
でも、これは名作です。

  小さな家とキャンバス 他には何もない
  貧しい絵描きが 女優に恋をした
  大好きなあの人に 真っ赤なバラをあげたい
  ある日街中の バラを買いました

貧しい絵描きは家と画材を売って、バラを買い、女優に届けます。
バラの花の海を見た女優は「どこかのお金持ちがふざけたのかと思った」のです。

子供心に思ったのは、「なぜ画家は、自分が贈ったことを女優に言わないのか」。
そうすれば、なんらかのハッピーな展開があったのではないか?と。
・・・大人になってみれば、このつつましやかな画家の心境も分かるものです。

それと、最近聴き直して泣けた、中森明菜の「難破船」。
これも加藤登紀子の曲ですが。
中森明菜の、ひたすら一点を見つめて歌い続ける姿は、
鬼気迫る、というか、この歌の主人公の女性そのものでした。

  愚かだよと笑われても あなたを追いかけ抱きしめたい
  つむじ風に身を任せて あなたを海に沈めたい

「天城越え」の「誰かに取られるくらいなら あなたを殺していいですか」
にも似たような、嫉妬を超えた、なんというか、独特の感情(感傷)。

  たかが恋人をなくしただけで 何もかもが消えたわ
  ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船

この歌に関しては、別に何か特別に思ったことがあったわけではないのですが、
印象に残る、それはやっぱり中森明菜の歌う姿だったのかもしれない。

あとは大橋純子とか中山美穂とかスタレビとか、懐かしめなものを。
今の歌番組と違ってセットも地味だから、歌手がメイン、歌がメイン。
じっくり聴ける。

昭和もまだまだ楽しい。
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by pocket-xiao | 2010-06-27 00:16 | 雑言タハゴト


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