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2011年 10月 15日

10.10 新橋演舞場

当日朝起きての思い付きでチケット取って見に行ってきました。
歌舞伎「当世流小栗判官」という通し狂言。
出演はいわゆる市川猿之助一門。
香川照之の歌舞伎俳優転身の話題で、タイムリーといえばタイムリーな一門会。

話自体はそんなに、思ってたほど面白くなかったなぁ。
最近「歌舞伎的な矛盾」を排除した演目を見ることが多かったからか、
矛盾が多い演目にはちょっとストレスを感じるらしい。
猿之助演出らしい「おぉっ」という部分もあるんだけど、
全体的に幕引き間近がクドくて。
いやいやいや、そんなにひっぱらんでも!みたいな。

とはいえ、今度猿之助を襲名する亀治郎は良かった。
前は若さと勢いで!みたいなきっちり感はあったのだけど、
今回は、本当に丁寧な役者だなーという印象。
来年の襲名披露が楽しみ。

その、香川照之の転身ね。
たぶん、「それなり」にはなると思う。
長いこと役者やってるんだし、最近はほとんど見なくなったけど、
TVや映画で売れる前は舞台にもよく出ていたから、
(全然知らずに見て、「目立つ役者だなー」と思ったことがある)
セリフを発して、立ち回るのに「それなり」に出来るのは確実。

でも受入れ側の大方の意見と同様、
踊りに発する歌舞伎役者としての身のこなし、は、
来年までに身に付くもんじゃないから、そこが馴染むまで、最低5年は我慢かなと思う。
それっぽくはなるけど、そうじゃない、みたいな。
そこまでしても父・猿之助を追おうとしているのは、
猿之助ファンとしては嬉しい。だから、応援したい。

こういう勝負に出た松竹の意図も気になるところではある。
香川照之が襲名する市川中車という名前は、
このところ名優が出ていないものの、そこそこ大きな、古くからある名前。
これを持ってきたのも意外だった。

柔らかい目で見たいと思う。
なによりも、襲名披露興行は華やかで楽しいイベントである。
その場に、なんとか、猿翁になる猿之助が同席してほしいところ。
舞台に居る猿之助が大好きだったから、少しでも、口上を述べるところが見たい。
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by pocket-xiao | 2011-10-15 15:07 | 今日ノ出来事


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