2011年 12月 14日

討ち入りですねぇ

もう300年近くも前の話なのに、
12月になれば何かしらのメディアで忠臣蔵が取り上げられ、
2年か3年おきにはTVドラマなり映画の題材になる。
津川雅彦はいったい何度吉良役で斬られたのだろう、とかね。
個人的にはバラエティ番組でやっていた坂上二郎の吉良がはまり役だった。

映像も残っていないのに、こんなに毎年ニュースになる史実なんて、
日本史上稀有な存在だと思うのです。
忠義とか、信念とか、プラスの思想を与えるエピソードでもあり、
計画的集団殺人と言う狂気のエピソードでもある。
そういうわかりやすい二面性があることも珍しい。
私は個人的に、本当にどっちでもいい。
昔は吉良って悪い人!と思っていたけど、
今はそれぞれに難があるように見えるので、「どっちでもいい」。
それぞれの立場での、一番生理的な動きをしたらそうなった、という感じ。
どっちでもいいけど、忠臣蔵という話は好きだ。

300年前の日本は、江戸は、さぞかし暗くて寒かっただろうと思う。
史実では雪は降っていなかったらしいが、
火にまつわるものでしか暖を取ることが出来なかった時代、
外気にそって冷たくなる鎖帷子を身に付け、
夜中から朝まで真っ暗な人んちの屋敷にいたのだから、
そりゃぁそりゃあ寒かったに違いない。

これぐらいの時間に、息をひそめて動く黒い集団が、江戸の街に現れていたのですね。
こういう、「その日」に史実を思えるのは、妄想だけど楽しい。
歴史はこうやって振り返って、想像しながら余白を埋める学問だから好き。
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by pocket-xiao | 2011-12-14 23:42 | 今日ノ出来事


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