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2012年 01月 10日

1月9日平成中村座

浅草での興行3ヶ月目です。
そういや先月の感想書いてないや。
先月はとにかく、一番好きな歌舞伎舞踊である「関扉」が、
尾上菊之助・中村勘太郎のキャストが、若いなりに良かった、
という感想につきます。
勘太郎が蹴りだして床を踏むたびに床が振動するのだが、
どれだけ強く踏んでるんだよ!?と感心しました。

1月はお正月の定番、「曽我の対面」がまず1本目。
主役の、父の仇を探す兄弟役が勘三郎・橋之助という豪華顔ぶれ。
橋之助が良かった。
仇討ちをめざす血気盛んな田舎者の若者、を全身全霊で表現していた感じ。
迫力がすごかった。中村座で見る橋之助はすべからく良いな。

2本目が、中村七之助の「お染久松」。七役早替わり。
若い奉公人、商家の娘、商家の母、田舎娘、武家女、悪女、芸者
を、話の筋に沿って次から次に変わりながら演じていく。
早替わりものはいくつも見てるけど、今回はクオリティが高かった。
やっぱり早替わりは、若く体力のある役者じゃないとこなせないんだなと。

しかしまぁ一人の役者が七人の性別や歳や属性の違う役を演じるとか、
江戸時代の戯作者は何を考えていたのだよ、とか思っちゃいます。
なかには十役早替わりってのもありますし。
十役はここ10年ほど誰もやってないと思う。
継承者がいないからなぁ・・・。何とか残してほしいけど。
早替わりのプロセスや理論は、
イリュージョンマジックの手法と同じ原理で行われているものもあり、
その辺の歴史的絡みは掘り下げればうんと面白いんでしょうが。
もちろん歌舞伎独自で発達したと思われる技術もありそうな。

七之助は見るたびに見応えが増していって、
毎回見るのが楽しみになってきた。
年齢的には娘役が一番華やかに見える頃合いなのだけど、
この人の「意志の強い女」が結構好き。今回でいえば悪女。
橋之助演じるゴロツキの妻役だったのだけど、負けてなかったから。
それでもって、かわいらしさもあるから。
思わず「よくやった!」って拍手しちゃった。

来月は勘太郎の中村勘九郎襲名興行が始まります。
とりあえず口上のある夜の部だけチケット取ったのだけど、
昼の部にかかる「土蜘蛛」という歌舞伎舞踊のスチール写真がカッコ良くて、
昼の部も見に行くかどうかを真剣に悩んでいる。。。
何しろ襲名興行ってチケット高いうえに、中村屋は人気があるので
おそらくもうほとんどチケット無いはず。
悩む。。。
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by pocket-xiao | 2012-01-10 00:48 | 今日ノ出来事


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