2005年 09月 30日

思うのですが

一時期に比べてだいぶマジックブ-ムも落ち着いたようですが、
まだたまーにTVで特番なんかやってるみたいですね。
ふとつけるとやってたりして、まぁまったく興味が無いわけでもないので
見るともなく見たりするわけです。

で、思うんですけど。

「テクニック」「技術」てアナウンスが多すぎません?

それって、見ている人に関係ありますかね?
手品を「見る」人にとって大事なのは
「不思議であること」「おもしろいこと」「夢があること」
であって、難しいことをやっているとか、すごい練習が必要だとか
そんなことはマジシャン側だけの感想でいいんじゃないかと。
観客にマジシャンのすごさを知らせるのは
マジックだけでいいんじゃないかと。

それはたぶんマジシャン自身にも責任がある場合があって、
今テレビ露出をしている一部のマジシャンには
「テクニック自慢」「技術重視」なんて人もいるようです。

先日、深夜番組でとあるマジシャンが出ていたのをたまたま見たのですが、
彼のマジックを見ていてふと思ったのは

「これ、おもしろいか・・・?」

不思議なんですけど、おもしろくないんですよ。
だからだんだんと不思議さを感じなくなってくる。
現実世界の中で、現実を見せられている感じで、
手品なのに夢を見ることが出来ない。
全てマジシャンのペースで進められるので、
置いていかれた気になる。

番組の司会者は「すげー」の連発で喜んでいたみたいですけど。
(ま、TV的な演出もあるしね・・・)
そういう番組の構成に落ち着いてしまったのも
TVでマジックが取り上げられる機会の減少に繋がっているかと思います。

マジック界のとある大御所がよく言っているのが
「マジックは”お客の中の子供の部分”と会話することだ」
私はこの言葉がすごく好きです。
「お客と会話すること」というのは理想とするスタイルで、
前から取り組んでいたことではあるんですが
(出来ているかどうかは、まぁ、また別として)
「子供の部分」ってのが、うん、いいなぁと思って、
今度はこれを理想にしたい。

観客の子供の部分に話し掛けてくれるマジシャンが
もっと現れてくれないかなぁ。
[PR]

by pocket-xiao | 2005-09-30 00:02 | 今日ノ出来事


<< 事件現場!      夜スープ習慣 >>