2006年 12月 22日

「誰のために雪は降る」

冬になると聴きたくなる曲。
10年以上うろ覚え状態が続いていましたが、
最近ようやくCDを買いました。

いかんせん、クリスマスに別れる恋人たちの歌なので
クリスマス直近に書くのも縁起が悪いんじゃないかとか
まったく余計なことを考えた挙句、
どー考えても自分には関係ないので、取り上げます。

この曲を歌う崎谷健次郎については、
前に一度「あじさい」という曲で紹介してます。
「誰のために雪は降る」は
私が中学生の頃?もしかしたら小学生だったかもしれませんが
とにかくかなり前に出たアルバムの中に入っています。
オリジナルアルバムはとうに廃盤になり、
中古で探さない限り手に入りそうにないシロモノです。
んー・・・聴きたいなぁ・・・と思ってたら、
3年前に出たベストアルバムにちゃっかり収録されていました。

  あの道の街路樹に 電飾が飾られて
  一年のうちでは一番 ロマンチックな夜
  そんなに哀しい目で 僕を見ないでおくれ
  街中が浮かれているのに 落ち込みすぎてるふたりさ

  君のために 僕のために
  雪が降れば 忘れられる
  昨日までの思い出など
  真っ白に消してくれる きっと

街路樹に電飾、浮かれた街、哀しい目・・・
ベタなドラマみたいな歌いだしとサビなんだけど、
2番の歌いだしは印象に残る。
それこそ小学生か中学生ぐらいの私が10年以上も覚えていたぐらいに。

  バーゲンのポスターが ショーウインドーに貼られて
  恋人たちは 愛しさにも 値段を付け合うよ

この歌詞で思い出すのが、どこの国の美談か忘れましたが、
「夫は美しい髪を持つ妻のために、懐中時計を売って櫛(髪留め?)を買い
妻は夫のために、髪を売って懐中時計用のチェーンを買った。
用意したプレゼントはお互い不要になってしまったが、
それでも夫婦はプレゼントを喜び、とても幸せなクリスマスを過ごした」
という話。
子供心に、なんていい話なんだ!と思っていたので、
「愛しさに値段を付け合う」というのが「ふぅん・・・そういうものなのかぁ?」
とか、思ってました。(ただのマセガキだったのかも・・・?)
たぶん、プレゼントの値段、以上の意味があるんだろうなぁ、と。

今書きながら考えたら、
「価値」という単語に差し替えたら、ちょっとしっくり来るのか。
価値観の「価値」。
生きていくうちでいろいろと必要な要素があって、
その中で愛とか恋とかを、どれだけ高い位置につけるかは個人個人で違う。
さらに恋愛のいろんな段階や状況で価値観は変わってくるし、
そういう価値のつけ方の差、その押し付け合いを「値段をつけあう」と歌ったのかな。

あー、なんか小面倒くさくなってきた。
ガラでもないね。

前にも書いたことがありますが、
クリスマスとかバレンタインとか、本来の意味を失ってしまったイベントも含め、
日本人のイベント好きは、良いことだと思っています。
「きっかけ」があると、人間は何かをしようと思うでしょ。
「クリスマスだから、会いたい」とか
「バレンタインだから、告白する」とか
いわば「言い訳」みたいなものだけど、
何かしらプラスに向かおうとする「きっかけ」だから、立派なものだと思う。

  君のために 僕のために
  雪が降れば 忘れられる
  白い息をそっと吐いて
  I say "good bye" and "merry Christmas"

  誰のために 誰のために 雪は降るの?
  誰のために 誰のために 雪は降るの?

冬の失恋は、雪が足跡を消すように、忘れてしまおう。
・・・たぶんそんな感じ。  

あぁ、やっぱガラじゃなかったw
でも、この歌すごく好きなんだな。
きっと来年の冬も聴くと思う。
[PR]

by pocket-xiao | 2006-12-22 00:02 | 言の葉コトダマ


<< コピーも立派な文化だよ      日帰り函館 >>