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2007年 07月 18日

しのばずのいけ

この前、ふらふらと上野公園あたりをお散歩。
ふと、少し先に一面緑色の光景が見えました。

名前は知ってる。ここは不忍池。しのばずのいけ。
しかし、まぁ。なんと。
一面の蓮の葉。
ずっと遠くまで、ひたすら蓮の葉。向こうに八角堂。
ところどころに桃色の大きな花のつぼみをつけ、
池中の蓮の葉。
この風景は、すばらしく素敵だ。

  不忍池の蓮の葉は、何となく知っていました。
  亡くなった江戸風俗研究家の杉浦日向子さんの漫画「百日紅」で
  その風景は描かれています。
  だから、「絵で見た風景と一緒だ・・・!」
  300年以上、この蓮の生い茂る風景は変わっていないらしい。
  それは、なんだか嬉しい。

不忍池の周りをぐるりと歩いて、途中骨董市なんかを覗き見。
黄色く変色しパリパリと変質した昭和10年代の新聞をはだかで売っている、
そんな状況に驚いてみたり。興味津々。
結局は最初の、一番見晴らしのいい場所で、
日が暮れゆく蓮の池を、ぼんやりしながら見ていました。

浅草の浅草寺も、芝増上寺もそうだけど、
直角や鉄骨やガラスばかりの東京の中に、しかも都心に、
「ぽっかりと守られた場所」がある、という感覚。
後ろを振り返れば、そこには日常の東京があって、
ビルやら整備された道路やら、信号や車が当たり前にあって、
でも、ほんのワンカットだけでも、何百年も前と同じ光景だなんて、
なんと、おもしろいこと。

そういえば、すっかり忘れていたけど、
自分はそういう風景を見たくて、東京に来たのだったなぁ。

たまには思い出して、そこに帰ってみても、いいかもしれない。
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by pocket-xiao | 2007-07-18 00:35 | いとし、しほらし、かはいらし


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