2007年 07月 31日

吾亦紅

吾亦紅、「ワレモコウ」と読む。
秋に暗紅色の花をつける多年草。
我吾紅、吾亦紅、吾木香とも書くらしい。

別にこの花自体に深く興味があるわけではないのです。
先日、手ぬぐいや和小物を扱っている業者さんから秋のカタログが届いたので
ぱらぱらと見ていたら、ふと、ある柄の名前が目にとまった。

「われも恋う」

それはワレモコウの柄の手ぬぐい。
薄紅色の地に、薄茶の茎、暗紅色の実。
これはかわいい。

ワレモコウ、われもこう、われも恋う。
これもかわいい。

こういう、小洒落たことばの遊びは大好きだ。

恋愛小説のタイトルに、何人かの作家さんが使っているらしい。
元々はおそらく俳句か短歌か都々逸か、うたに使われた言葉なのだろう。
われも恋う、語呂も響きもいい。

ワレモコウの花言葉は「愛慕」。
図っているに違いない。いろいろ、パーフェクトに仕上げられている。
花としては地味な、どこにでもあるような存在のものに
ここまでの想いと意味を込める日本人は、実に可愛いと思う。
[PR]

by pocket-xiao | 2007-07-31 23:29 | いとし、しほらし、かはいらし


<< ご対面。      気をつけてよね >>