2007年 12月 15日
12月14日の外の空気がとても心地良かった。 天気予報は「北風が冷たいでしょう」と報じ、前日の冷たい雨とあわせて 「本格的な冬の始まり」と天気予報士は伝えていた。 風速が1メートル増すごとに、体感温度が1度下がる。そんな豆知識も。 つまり、「とても寒い日」とされていた。 確かに、風は冷たかった。 でも、空気が澄んでいた気がした。 「凛とする」という表現が、まさにぴったりのような。 前日の重苦しい冷たい雨があがって、 ひんやりとした湿気が残る中に、新鮮な乾いた風が吹き込んできたような、 そんな感じ。 久しぶりに「空気がおいしい」と思った。 風が冷たくても、しばらくはマフラーなしで首筋に風を感じたい気分。 新潟や短い間でも青森では、こういうことは結構あった気がするけど、 東京では、珍しい。 たまには、わざと寒さを身に染みさせるのもいいかもしれない。 空気が澄んでいると思ったのは、仕事中にちらりと見えた夕やけがきれいだったことと、 その後の月が妙に綺麗だったこともある。 絵にかいたような大袈裟な弧の三日月が明るく見えて、 「あぁ今日の夜は冷え込むな」と思った。 きっと明日の朝も、寒いのだろう。 寒くて布団から出られないようなことは、東京にいてはまずないが、 たまにはそういう気分も味わいたい。
by pocket-xiao
| 2007-12-15 01:08
| いとし、しほらし、かはいらし
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