2008年 02月 01日

観光地のうらおもて

買い物があって浅草へ行った。
別に浅草じゃなくても、大きな100円ショップなら売っているようなものを
買いに行ったのだけど、なんとなく「これを買うなら浅草でしょ」というイメージから。

前にも書いたことがあると思うけど、浅草はとっても好き。
上京したての頃よく行ったのは、あの街は
「きょろきょろしながら歩いても恥ずかしくない」から。
みんなきょろきょろしているし、団体で同じ紙袋に同じおみやげ物を入れて
お国言葉でしゃべりながら歩いても、誰も気にしないから。

浅草寺はちゃんと見ると、とても素晴らしい建物だと思う。
特に屋根が。
「往く年来る年」でよく映る、上空からのショットが素晴らしすぎる。
ひきで見たときの、屋根の大きさは圧巻。
あんなでかい瓦屋根の建物が、TOKYO,JAPANにあるのだよ。

近年になって伝法院通りをだいぶ整備したらしい。
都市景観の特集でも取り上げられている
「シャッターが閉まっていても、店が開いているような賑やかさ」。
シャッターに江戸時代の店先の絵を描き、休業日も夜も雰囲気は「開店中」。
お店もこ洒落たお店が何軒かできていた。

でも一歩それて、ふと覗くと、廃墟みたいなビルがあったり
人気のない商店街があったり、浅草のこのアンバランスさは独特だと思う。
浅草寺境内も人気のない場所は、怪しげなおじさんがウロウロしていたりして
東京に来てすぐの頃は、ちょっと怖い思いもしたりした。

そういえば香港も、キラキラネオンの裏側には生活臭い市場が立ち並んでたっけ。
どこも観光地は同じものなのかも。
やっぱりそこには人が住んでいるわけだし。しかも土着の人たちが。
そういう土臭さが嫌いじゃないから、たぶん浅草が好きなんだと思う。
[PR]

by pocket-xiao | 2008-02-01 00:56 | いとし、しほらし、かはいらし


<< 逃げるものは追わない、けど      KURO! >>