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2008年 07月 18日

宣誓!

今日はちょっと長いかもよ。

9月に大きなイベントを控えています。
動員人数としてはまずまずの規模なのだけど、
私にとっては、久しぶりに「一般客を呼べるイベント」です。
友人が発起人で、「新感覚サーカス 色即是空」といいます。
今回で3回目、私の出演は第1回公演に続き、2度目。
なんと約6年ぶりに、ネタおろし、つまり新作を発表します。

 ずっとやっていたハトと花の手順は、
 大学4年の頃からコツコツと、いつからということもなく作っていたものなので、
 いつ初演なのか、よく分かりません。
 なので、確実に前回新作と言えるものは、卒業ステージのときに作った
 通称「Black is the colour」(←曲名だけど)なのです。
 なもんで、約6年ぶりの新作。

当初、「和妻をやりたい」ということで、
最初のチラシには私の演目は「和妻」と載せました。
ただ、後になってなんとなく、自分が作りたい演技を表すのに
「和妻」という言葉がしっくりとこなくて、今は「奇術」としています。
和妻という言葉を知っている人が想像する和妻には、ならないんだろうな、と。
自分が作りたいのは、着物を着て傘を出したり扇子を出したりという、
スタイル(見かけ、見た目)や呼び名としての和妻じゃないらしい。
あまり上手く説明できないのだけど、
自分が「日ノ本の国に生まれた人」として、心の奥底で大事にしている「想い」を
手品という手法を使って表現したいな、と思っている。

  私が10数年前に「落語って面白い!」とか「歌舞伎ってかっこいい!」と思ったのは、
  おそらく自分の中にある、そういうものを自然に受け入れる器が
  他の同年代の人よりも大きいのだと思うのです。
  その器の底に堆積しているであろう、私なりの「日ノ本の心」を、
  自分の納得の行くかたちで、外に出してみてもいいのかなと、今回思ったのです。

日ノ本の心を表現するのは、なにも手品じゃなくてもいいはずなのです。
日本舞踊だって、謡だって、落語だって、短歌や俳句やお茶だっていいのだけど
私が手品という手法を取るのは、手品がとても「都合がいい」から。
例えば通常、花が咲くには何時間か何日かかかるけど、
手品なら、一瞬で花を咲かせることができる。散らすこともできる。
そういう表現上の便利さ、みたいなところが大好き。
舞台装置が無くても扇子と手ぬぐいだけで全てが解決してしまう、落語のような便利さ。
もちろんそこには、便利さの代わりに捧げなければならない苦労もあるけども。

今のところ、ルーティーン、演出ともに試行錯誤中。
大枠を作って、八割方できたところで、今は細かいところの作り込みも同時進行中。
自分の組んだルーティーンに悪戦苦闘・・・。

ちなみに、「演技のイメージは?」と主催者にアンケートをとられたとき、
「あめのうずめ」と答えました。いわゆる巫女、ですかな。
まぁそんなに深い意味は無いんですが・・・。なんとなく。
または昭和の名歌舞伎俳優・中村歌右衛門の演じる桜小町の精。
この桜小町の精、というのは「積恋雪関扉(つもるこい ゆきのせきのと)」
という、私の大好きな歌舞伎舞踊に出てきます。
最初遊女、のちにぶっ返り(衣装変化)で桜の精になるのですが、
これを映像ではじめて見た12年ほど前から、ずっとずっと憧れていました。
(男性が演じているということを100%抜きにして)
女の形をしているけど、女じゃなくて、しかも人じゃなくて、みたいな。
そういうものを、私も目指せないものかしら、とか思ったり。

公演まであと2ヶ月とちょっと。
はっきり言って、これから8月はめちゃくちゃ仕事が忙しい時期なので、
練習はかなりきついと思われる・・・。
まぁでも、ちゃんとやりたいから、多少無理しても、いいもの作りたい。
自分らしいものを。

新感覚サーカス 色即是空
2008年9月27日(土)・28日(日)全3回公演。
@都内のどこか。
興味のある方は個々で聞いてくださいな。

この夏は、この舞台への準備に多くをかけます。
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by pocket-xiao | 2008-07-18 03:21 | いとし、しほらし、かはいらし


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